“モンスター”佐々木朗希に韓国メディア危機感「日本との格差がますます広がる」

ニュース NPB(プロ野球) 侍ジャパン・東京五輪

ロッテのドラフト1位佐々木朗希が入団交渉時にエンゼルス大谷を「追い越していきたい」と発言、170キロを目指して欲しいという球団の意向などが伝えられ、韓国で反響が広がっている。

大谷の入団時の会見は各スポーツメディアが大きく取り上げ、「日本のモンスター」として紹介されたが、韓国のスポーツ紙・スポーツ朝鮮は4日、佐々木が高校で最速163キロを出した点に焦点を当て「日本との野球格差がますます広がる」と危機感を露わにした記事を配信した。

記事はます、プレミア12での侍ジャパンのリリーフ陣が軒並み150キロを超える速球を投げ、しかも制球力があったことで「韓国の打者が苦戦を強いられた」と指摘。

続いて、高校時代に最速163キロを記録した佐々木を「第2の大谷翔平」と紹介。佐々木の「(速球は)自分の長所だと思うので、そこは一番を目指して頑張りたい」というコメントを引用して170キロを目指していると紹介した。そして、日本球界には「コントロールされた150キロを超える速球を投げる若手投手がおびただしくいる」と強調した。

一方で、韓国の現状については、「成績至上主義が蔓延しているため、少年野球でも基本を軽視して実践中心の指導が行われている」と指摘する。直球を磨くよりも先に変化球でかわす投球を指導されるため、速球派投手が育たないというのだ。

韓国の高校野球で2004年からスイートスポットの狭い木製バットが使用されるようになったことも、投手の進化を妨げているという。

スポーツ朝鮮は「誤った現状維持は、すぐに退化を意味する。このままでは、日本との野球格差はますます広がる公算が大きい。韓国野球の現在は危機だ」と育成環境の変革を訴えている。

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