メッセンジャー日米100勝…こんなにかかるとは

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◆阪神3-2広島◆
阪神がメッセンジャーの日米通算100勝で連敗を脱した。

矢野采配が次々と的中した。今季初めて「1番・遊撃」でスタメンに起用した鳥谷が初回に中前打で出塁すると、矢野燿大監督が“我慢の起用”を続けてきた4番大山の今季初タイムリーで先制。広島に逆転され1点を追う7回には、メッセンジャーの代打として送り出した中谷が今季1号となる決勝の逆転2ランを放った。「チームにとって大きい勝利。みんながいい野球をして勝てた」。試合後、メッセンジャーはそう喜んだが、本当に待ちわびた勝利だった。

100勝に王手をかけたのは昨年8月だ。その後も安定した投球を見せながらも打線の援護がなく、シーズン終了まで“見殺し”にされ続けた。ヤクルト打線を7回1点に抑えた今季開幕戦もしかりだ。そして、これまでになく矢野采配が当たったこの日も、終わってみれば1点差。薄氷の勝利だった。

2010年から阪神一筋、FA権を取得しても他球団に見向きもせずに阪神愛を貫くメッセンジャー。この優良助っ人に応えるためには、打線の補強こそが最優先課題だったはずだが、今年の新戦力と言える打者は木浪、近本の新人2人。中軸は上がり目の望めない福留、糸井のベテラン勢で、4番候補として獲得したはずのマルテはオープン戦中盤から故障で戦列を離れたままだ。

99勝からは8ヶ月かかった。今後も貧弱な打線の援護が期待出来ない中で、37歳のメッセンジャーが、通算勝ち星をどこまで伸ばすことができるのだろうか。

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