元ソフトバンクのミランダが退場処分を受けた24日の乱闘騒動で、台湾プロ野球(CPBL)の中信ブラザーズは25日、悪質なヤジを飛ばしたファン2人をブラックリストに登録、今後の入場を拒否すると発表した。
24日の試合ではミランダの与死球をきっかけに両軍選手がグラウンドで睨みあう事態となったが、この時、スタンドのファンから富邦ガーディアンズの陳鴻文投手に罵声が飛び、陳が激昂してスタンドに向かって大声で言い返す場面があった。
中信球団は調査の結果、ヤジを飛ばした2人のファンを特定。今後の試合に入場させない措置を取ると同時に、連盟に通告して他球場への出入りも禁止するよう働きかけた。
CPBLは現在、観客は全員「完全実名制」で入場時に身分証確認も行っている。座席も間隔を空けているため、特定が容易だったようだ。
文/BBNEWS編集部 写真/CPBLTVより