開幕一軍登録を外れた阪神の新助っ人・サンズが23日のウエスタン・リーグ開幕戦(対オリックス)で一塁の守備をテストされた。
昨季の韓国打点王・サンズは、練習試合で結果を残せずにファームからのスタート。この日は「五番・左翼」で先発出場したが、八回の守備から板山と入れ替わり一塁の守備に入った。守備では松井の一塁ライナーを無難に捌いた。
阪神は、一軍の開幕四番に抜擢されたボーアが、巨人との開幕3連戦で12打席無安打。3試合目で早くも「六番」に降格されている。もう一人の助っ人野手・マルテは打撃好調でボーアに代わる四番に抜擢されており、サンズの一塁守備は明らかにボーアとの入れ替えを考慮してのものだ。
もっとも、この日のサンズは打席でも4打席無安打2死球。2点を追う九回二死二塁の好機にも平凡な遊ゴロに倒れた。ボーアに取って代わるには状態を上げる必要がある。
文・写真/BBNEWS編集部