年俸は前年までの成績と期待値、若手なら将来性を加味して決められる。ともに甲子園を目指した同学年の選手たちの序列はどうなっているのか。世代ごとの年俸番付を見てみよう(金額は推定)。
高卒20年目、大卒16年目世代は8人のみ。その順位はこうだ。
1位 | 内川 聖一 | (ソ) | 内 | 24800 |
2位 | 亀井 善行 | (巨) | 外 | 11000 |
3位 | 内海 哲也 | (西) | 投 | 7500 |
4位 | 藤田 一也 | (楽) | 内 | 3600 |
5位 | 中田 賢一 | (神) | 投 | 3500 |
6位 | 比嘉 幹貴 | (オ) | 投 | 2600 |
7位 | 中島 宏之 | (巨) | 内 | 2000 |
8位 | 山崎 勝己 | (オ) | 捕 | 1500 |
定位置確保が難しい年代だが、首位の内川聖一は昨季も年間を通じて出場を果たし、日本一に貢献した。今季は膝を痛めたが、開幕延期がプラスになるか。横浜からFA移籍して、常勝チームに貢献する中で高給を得た。
2位の亀井善行も時には一番、時には五番を打つなど、チームの隙間を埋める活躍でセ・リーグの覇権奪回に貢献した。年俸は初の大台突破した。安定した打撃と球際に強い守備力が光る。
7位の中島宏之はオリックス時代は3億5000万円。巨人に移籍した昨季の1億5000万円で、今季は大幅減を飲んで現役続行。今季の復活にかけるが、オープン戦では打率.351に4本塁打と大当たり。活躍が期待できそうだ。
この世代の平均年俸は7063万円だ。
文・写真/BBNEWS編集部