◆ヤクルト3-10中日◆
バレンティンのフォロースルーが中日の捕手・大野を直撃、送球妨害で山田の盗塁が取り消されるという珍プレーが発生した。
“事件”が起きたのは一回裏。一死一塁で迎えたバレンティンの打席、初球に一塁走者の山田がスタート。捕手大野が二塁に送球するもセーフとなった。しかし、ここで石山球審は山田に一塁へ戻るように指示をする。
何が起きたのかとスタンドがざわつく中、石山球審はマイクを握り「バレンティン選手の空振りの余勢が大野選手の送球を妨害しました。野球規則により一塁に戻って1ストライクから再開します」と説明した。映像を見るとバレンティンの空振り後のフォロースルーが大野の左腰を直撃しており、大野は送球後にその場に倒れていた。
山田はゲーム再開直後に再び盗塁を決めたが、バレンティンはこの打席は三振。その後も4-0と冴えない打撃に終わった。バレンティンは2016年にも2度フォロースルーが捕手(中日・杉山と広島・石原)の頭部を直撃し、物議をかもしている。