ハンカチ斎藤佑樹「後悔はない」挨拶全文

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◆日本ハム4-3オリックス◆
今季限りでの引退を発表した日本ハム・斎藤佑樹が七回、2番手で登板。福田に7球を投じたが、フルカウントから四球を与えた。プロ通算11年で89試合に登板し、15勝26敗、防御率4.34。


早実高時代の06年夏の甲子園決勝で駒大苫小牧・田中将大(現楽天)に引き分け再試合の末に投げ勝って制覇。尻ポケットにしのばせたハンドタオルで汗を拭う姿から「ハンカチ王子」のニックネームで親しまれた。早大では31勝。10年のドラフトでは4球団が競合し、日本ハムが引き当てた。1年目に6勝を挙げ、2年目は栗山新監督の下、開幕投手を務めた。

試合後のセレモニーでは栗山監督、梨田前監督、早実高の先輩でもあるソフトバンク王会長が映像でメッセージを送り、日本ハム時代にバッテリーを組んだ中嶋監督が花束を贈呈した。

◆引退スピーチ全文
ファイターズファンの皆さん、入団してから今日に至るまで温かいご声援をありがとうございました。にもかかわらず皆さんのご期待に沿うような成績を残すことができず本当にすみませんでした。11年間、ファンの方に喜ばれたいと思ってチームの勝利に貢献したいと思って必死に腕を振り続けてきました。そうすることで自分の居場所が見つかると思い、投げ続けてきました。

あきらめてやめるのは簡単、どんなに苦しくても、がむしゃらに泥だらけになって最後までやり切る。栗山監督に言われ続けた言葉です。その言葉通り、どんなに格好悪くても前だけを見て来たつもりです。ほとんど思い通りにはいきませんでしたが、やり続けることに後悔はありません。

そしてファイターズには尊敬できる素晴らしい方々がたくさんいました。優しく叱ってくれる先輩がいて、格好いい同期がいて、後輩も皆誇らしい選手ばかりです。そんなみんなのおかげでボクも入団した時よりは、少しはましな大人に成長できたんじゃないかと感じています。

そんな素敵な方々に出会えたのも野球を始めされてくれて、続けさせてくれた両親に感謝したいです。お父さん、お母さん、ありがとうございます。

最後になります。斎藤は持っていると言われたこともありました。でも本当に持っていたら、いい成績も残せたでしょうし、こんなにケガもしなかったはずです。ファンの皆さんも含めて、ボクが持っているのは最高の仲間です。皆さんと過ごした時間は、ボクの一生の宝物です。長い間、本当にありがとうございます。きっとまたお会いしましょう。

文・写真/BBNEWS編集部

◆斎藤佑樹
背番号 1
カナ サイトウ・ユウキ
出身校 早大
誕生日 1988年6月6日
年齢 33
血液型 A
身長 176
体重 77
所属履歴 早実(甲)-早大
キャリア 11年
投打 右右
ドラフト年度 10
ドラフト順位 1
公式戦初出場 11年4月17日ロッテ=札幌ドーム
年俸 1250万円
昨季年俸 1600万円
家族 既婚

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