ハム新戦術ショートスターター、また不発

ニュース ソフトバンク 日ハム コラム

◆ソフトバンク5-2日本ハム◆
新戦術がふるわない。日本ハム・栗山監督が今季から試行している「ショートスターター 」。先発を短いイニングで交代させ、継投する作戦だが、11日も含めた5試合で4敗1分け。まだ白星に繋がっていないのだ。

ショートスターターを使ったと見られる5試合のスコアと先発投手を振り返ってみる。

2日楽天1-3、加藤3回 無失点
4日楽天2-11、斎藤1回2/3、3失点
6日ソフトバンク3-16、加藤2回 無失点
9日ソフトバンク3-3、上原4回2/3、2失点
11日ソフトバンク2-5、加藤3回2/3、5失点

6日は2番手の金子が2回5失点と炎上。11日は加藤が三回までは無失点だったが、今季初めて突入した4イニング目にソフトバンク打線に捕まった。

ショートスターターは、短いイニングなら能力を発揮しやすい投手に向いているとされるほか、相手打者の目が慣れる前に替えられるというメリットがある。

しかし、日ハムの場合は先発投手のコマ不足を補うための措置となっているのが実情だ。上沢、有原以外は100球以上を投じた先発はおらず、ロドリゲスは球数を増やせない。

となると、必然的にしわ寄せは救援陣に来ることになるが、日ハム救援陣の防御率は10日までの11試合で、なんと12球団ワーストの7.09なのだ。これだけでも日ハムに向いていないと思ってしまうが、先発投手が足りないから、背に腹はかえられぬのか。疲労の蓄積も気になる。

勿論、革新的な取り組みは悪くないし、まだシーズンは始まったばかりだ。だが、結果に繋がっていない上に、ショートスターターでは先発投手には勝ち星がつかない。デメリットも少なくないこの戦術が、実を結ぶのかはまだ不透明だ。

関連記事