ハム大田泰示、乱調の沢村救う早打ち 連続安打止まる

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◆日本ハム1-2ロッテ◆
日本ハム大田泰示が無安打に終わり、球団記録の「24」に迫っていた連続試合安打が「21」で止まった。八回は巨人時代の元同僚・沢村を崩せなかった。

3タコで迎えた八回、チームは8試合無失点のロッテのセットアッパー沢村に対して安打と二盗、四球で二死一、二塁に。渡辺のタイムリーで1点差に迫り、さらに一、三塁で大田に回ってきた。

栗山監督は一走に代走・中島を起用し、サワムラーを揺さぶる構えを見せた。だが、大田は中島がスタートを切る前の1-1から、内角高めに外れたスライダーに手を出して一邪飛に倒れた。

沢村はこの回32球。渡辺を1-2と追い込んでから、7球を要しながらファウルとボールで粘られ、10球目をクリーンヒットにされた。制球は乱れ、リズムは単調な沢村に対し、ボール球を見極め畳みかけたい場面。安打が欲しくて打ち気に早ったようにも見えた。


巨人、そして原監督に見限られた2人だ。野球教室で触れたスターを追って広島から東海大相模へ進み、ドラ1で巨人へ入った元背番号「55」の大田。松井秀喜並みに期待されていたはずだ。

事実上の逆指名ながら、貯金が作れないと先発を追われ、リズムや制球が悪いと抑えを更迭された元セーブ王。酔っ払って「喉輪」をかます素行も加わり、三軍落ちも味わった。

さらにはサイパン自主トレを共にした田中貴也は楽天へ放出された。「使いたかった」「野球選手は夢追い人」と全権監督は嘯いた。

大田は、原監督も大好きなラグビーの日本代表にスカウトされたほどの身体能力を誇る。打つ、投げる、走るのは得意だが、野球は「ワンチーム」と指揮官はよく言う。

決める選手ばかりではない。勝利に結びつくケース打撃も必要だ。剛球を活かせなかった元抑えもしかり。157キロの剛球があっても、リズムや制球の悪さは必要ない。

「我が軍」の日本一奪回には、何が必要かを考えるべきだ。そう感じさせた秋の夜長である。

文・写真/BBNEWS編集部

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