プロ野球、客足鈍く ナゴヤドーム3660人

NPB(プロ野球) スポーツ 巨人 中日

14日に行われたプロ野球5試合では、各球場が上限5000人でチケットを販売したのに対し、「満席」に近い状況となったのはマツダスタジアム(4987人)のみ。ナゴヤドームは3660人にとどまった。NPBは8月1日にも入場人数の上限を収容能力の50%まで引き上げる方針だが、新型コロナウイルスへの警戒感やさまざまな制限付きの観戦に、客足が遠のいている可能性がある。


14日の他場の入場者数は、甲子園が4253人、札幌ドームは4019人、京セラドームが4768人だった。5球場の平均は4338人にとどまっている。

有観客試合「解禁」の10日からの3連戦は、ほっともっとフィールドの巨人―ヤクルト戦を除き、ほぼ各球場が満員となった。京セラドームは3試合とも自主的な上限の4000人。人数限定でファンクラブ会員を招待したPayPayドームを除けば、11、12日のほっともっとフィールドの4503人、4511人が最も少ない動員数で、残りは4891人(10日ZOZOマリンスタジアム、ロッテ-西武)以上とほぼ満席だった。

しかし、それも「ご祝儀相場」だった可能性がある。2カード目で早くも売れ残りが続出してしまったが、座席間隔を空けての着席や試合中のマスク着用、不自由な飲食、大声禁止など、「生観戦の楽しみ」が大きく制限された状況で、“コロナリスク”を取った上に高い料金を払おうという観客はかなり限定されるという事を示しているのではないか。


先行して5月から有観客試合を実施している台湾プロ野球(CPBL)では、上限人数を大きく割り込む状況が続き、観客に対する規制を徐々に緩和していったが「満席」となった試合は優勝争いのカードなど数えるほどだ。

新型コロナウイルスの感染者数が再び上昇傾向となるなど、外部の環境も逆風。ヤフーが実施しているアンケート「みんなの意見」では、スポーツ観戦する予定がないとの回答が8割を超えている。

予定通り8月1日に入場人員の上限を引き上げれば、各球場とも2万人前後が新たな「上限」となるが、出足の数字を見る限り、一挙に観客数が4倍に膨れ上がる想像はしにくい。

球団経営の悪化は選手の年俸やファンサービスにも響きかねないが、果たして盛り返すことができるだろうか。

文/BBNEWS編集部 写真/BBNEWS、ヤフーより

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