テスト入団のオリ成瀬、六回途中1失点の好投で復活の兆し

オリックス 楽天

◆楽天1-4オリックス◆
オリックスの先発・成瀬が六回途中3安打1失点と好投した。白星はつかなかったが、今後に期待させるマウンドだった。

成瀬は4日のソフトバンク戦以来、今季2度目の先発マウンド。4日はキレも制球力も欠き、三回途中7失点でKOされたが、この日は別人のようだった。三回まではパーフェクト。四回に浅村にソロ本塁打を浴びたが、失点はそれだけ。五回はブラッシュ、辰己から連続三振を奪った。六回一死からオコエに死球、茂木に安打を許し、銀次を左飛に打ち取り降板。5回2/3を88球、3安打5三振1失点だった。

最速は132キロながら、持ち味の制球も緩急も冴えた。出どころの見えにくいフォームが戻った。小さなテイクバックから腕を大きく振るため、打者は直球に差し込まれる。スライダーはキレがあり、チェンジアップでタイミングを外した。山岡、山本由伸、榊原ら若手右腕が躍動するオリックスの先発ローテーションに、33歳の左腕が加われば大きい。

昨季未勝利の成瀬は昨オフにヤクルトを戦力外となり、トライアウトと春季キャンプでの入団テストを経て、ロッテ時代の恩師・西村監督のいるオリックスに入団した。通算96勝。ロッテのエースとして日本一になった時代を彷彿とさせる、この日のような投球が出来れば、3年ぶりの白星も、100勝も遠くはない。

関連記事