ソフトバンクV、光る工藤監督の投手起用

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◆ソフトバンク5-1ロッテ◆
首位ソフトバンクが2位ロッテを下し、3年ぶり19度目、1リーグ時代と合わせ21度目の優勝を決めた。一時はロッテにゲーム差なしとまで迫られたが、12連勝して引き寄せた。

工藤監督は「さすがです。みんな一丸となって明るく元気にしてくれたことが12連勝に、リーグ優勝につながったんだと思います」

新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕が3ヶ月遅れ、過密日程も加わった。異例のシーズンに、工藤監督の投手起用が光った。

先発陣の疲労を考慮して登板間隔を調整し、セットアッパーのモイネロ、抑えの森らリリーフ陣は3連投させない方針を掲げた。中継ぎに配置転換した高橋礼は第二先発もこなすなど、チーム最多登板した。

打線では、昨季は故障で離脱した柳田の健在も大きかった。


リリーフではサファテ、岩崎、甲斐野、高橋純。先発では武田、東浜、バンデンハーク。投手に故障はつきものだが、工藤政権下での離脱が相次いだ反省を今季に活かした。

昨季まで3年連続日本一。4年連続へ、ポストシーズンの経験も豊富だ。

文・写真/BBNEWS編集部

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