ソフトバンク「輸入」西武ロッテは「派遣」の米施設、日本球界からも故障リスクの指摘

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日本球界からも警鐘——。ソフトバンクが秋季キャンプに「輸入」したと話題になった米のトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」で行う、重いボールを用いたトレーニングで故障する可能性があるとの指摘が出ている。オリックスの鎌田一生チーフトレーニング担当がツイートした。

ドライブラインはシアトルの施設で、科学的な動作解析や重さの異なるボールを使った練習を行い、理想的なフォームが習得できるとされる。ソフトバンクは機材をキャンプ地宮崎に持ち込み、スタッフも招いて動作を解析した。西武は若手6投手、ロッテは二木康太ら5投手を派遣する。

鎌田氏は19人中4人が故障したという、元レッドソックストレーナーの研究結果を引用し、「僕個人の意見としてはドライブラインを否定する気持ちは全くありません。ただこれだけ多くの研究結果を見る限りかなり肘に対する怪我のリスクが高い事と、球速に関しても上がるかどうかは不透明であると言えると思います」と述べた。

今月、神事努・国学院大准教授(バイオメカニクス)もツイッターで故障のリスクを指摘していた。

日本ハム金子弌大、ロッテ西野勇士らも個人で訪れたドライブライン。最先端のトレーニングとして日本球界に広まる可能性があるだけに、故障のリスクには留意したい。