サンズ新旧チームで「お家騒動」オーナー介入で監督辞任

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韓国プロ野球(KBO)キウム・ヒーローズのソン・ヒョク監督が7日に突如辞任した原因は、「実質的オーナー」の過度な現場介入が原因との見方が強まっている。

球団は8日に「成績不振による辞任」「慰留したが本人の辞意が固く、やむを得ず受け入れた」と説明したが、レギュラーシーズン3位で残り12試合、ポストシーズンへの進出を確実としている段階での突然の辞任劇に、不自然さを指摘されていた。後任に、プロでの選手経験がなく、戦力分析員として入団したキム・チャンヒョン氏(35)を据えた人事も極めて異例だ。

この監督交代劇には、関係者からは衝撃的な証言が相次いだ。「ソン監督は春から理事長の“人形劇”をすることにかなりのストレスを受けていた」「投手起用から代打・バント作戦にまで介入していた」。キウムの“実質的オーナー”と言われるホ・ミン理事長の現場介入が辞任の原因になったのだという。

(左・ソン・ヒョク監督、右・ホ・ミン理事長)

ホ・ミン理事長はオンラインゲーム開発会社が立ち上げた実業家だが、大の野球好き。独立リーグ・高陽ワンダーズの元オーナーで、プレー経験もある。今春のキャンプでは米国キャンプを視察した際に練習試合に“オーナー権限”で登板するなど、数々の奇行で知られている。

キウムは昨季、阪神・サンズが打点王のタイトルを獲得した古巣。9日に阪神・揚塩球団社長が辞任表明しており、サンズは新旧の所属チームで同時に「お家騒動」が発生した。無論、サンズには一片の責任もないが、メジャーでも5球団を渡り歩いた助っ人の眼には、極東の球団経営はどう映っているのだろうか。

また、オーナーの過度な現場介入で監督が悩まされるという話はどこかの国でも聞いた話だ。選手としての実績が乏しい監督を後任に据えるという手法も被る。

キウムは9日の試合で再開・ハンファに敗れ4位に後退した。

KBOの9日終了時点の順位は以下の通り。

1位 NC 77勝46敗4分
2位 KT 72勝55敗1分 7.0
3位 LG 71勝56敗3分 8.0
4位 キウム 74勝59敗1分 8.0
5位 斗山 69勝56敗4分 9.0
6位 KIA 66勝60敗 12.5
7位 ロッテ 64勝61敗1分 14.0
8位 サムスン 56勝70敗3分 22.5
9位 SK 43勝86敗1分 37.0
10位 ハンファ 42勝85敗2分 37.0

文/BBNEWS編集部 写真/BBNEWS、球団HP、インスタグラムより

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