コロナで外国人枠拡大、恩恵は?⑨【楽天】

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新型コロナウイルスの影響による過密日程に対応するため、プロ野球は今季限定の特別ルールとして、外国人枠が拡大される可能性がある。現在の案では、試合に出場できる人数は現状の4人のまま、一軍登録できる外国人の枠を「4」から「5」に増やすことが検討されている。

特別ルールが導入された場合、各チームへの影響はどうなのか。所属する「外国人枠」の選手を見てみよう。楽天編。
(〇=開幕一軍有力、△=ボーダー、×=微妙、※=育成)

【楽天】
〇シャギワ(投)
〇ブセニッツ(投)
〇ブラッシュ(外)
△宋家豪(投)
△ウィーラー(内)
△ロメロ(外)
×フェルナンド(外)

楽天・石井一久GMは昨年の3位を良しとせず、上位を狙う姿勢を明確にしている。FA宣言した鈴木大地を、巨人を制して獲得した。昨オフの浅村栄斗に続く争奪戦の勝利で、楽天が活発に補強する球団というイメージが定着しそうだ。ストーブリーグの覇者として、牧田和久の争奪戦も制した。

助っ人に関しても例外ではなく、中継ぎのシャギワと、オリックスで実績のある強打のロメロを補強した。質、量ともに充実しており、競争は激しい。投打3人ずついる主力級をどう振り分けるのか。


ブセニッツ、宋家豪、シャギワの3人はいずれも救援タイプ。抑えの松井裕樹が先発に転向するため、森原康平を含めた4人の中から抑えに回す。ブセニッツは昨季54試合で28ホールド、防御率1.94と安定感が際だった。


宋も昨季は48試合で24ホールド、防御率2.18。シャギワはオープン戦5試合で無失点。2人とも、可能ならブルペンに入れたい。5日は六回の森原に続き、七回から3人が登板した。

11月までに120試合をこなす過密日程となるため、中継ぎへの負担は例年以上。森原、青山浩二、牧田に加えて、助っ人5枠に投手は最大3人を登録出来る。疲労を考慮しつつ、中継ぎの2人を交代させながら起用する可能性もある。基本的には登録は「野手2、投手3」。起用は「野手2、投手2」「野手1投手3」だろう。


野手では昨季33本塁打、95打点のブラッシュを二番でテストし、四番に浅村栄斗を置いている。さらにロメロは昨季81試合で18本塁打。17、18年は25発以上を放った。ウィーラーも起用しているが、三塁は鈴木大地が加入したこともあり、出場機会は昨季の117試合から減るかもしれない。

三木監督は誰を起用するか悩ましいだろうが、登録枠の拡大はプラス。用兵に注目したい。

文・写真/BBNEWS編集部

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