コロナで外国人枠拡大、恩恵は?⑧【ソフトバンク】

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新型コロナウイルスの影響による過密日程に対応するため、プロ野球は今季限定の特別ルールとして、外国人枠が拡大される可能性がある。現在の案では、試合に出場できる人数は現状の4人のまま、一軍登録できる外国人の枠を「4」から「5」に増やすことが検討されている。

特別ルールが導入された場合、各チームへの影響はどうなのか。所属する「外国人枠」の選手を見てみよう。ソフトバンク編。
(〇=開幕一軍有力、△=ボーダー、×=微妙、※=育成)

【ソフトバンク】
〇モイネロ(投)
〇ムーア(投)
〇バンデンハーク(投)
△サファテ(投)
△スチュワート(投)
×グラシアル(外)
×デスパイネ(外)

キューバに帰国後、再来日ができなくなっているデスパイネとグラシアルは、開幕には間に合わない。デスパイネは昨季36本塁打、88打点。グラシアルは28本塁打、68打点で、日本シリーズではMVPを獲得した。今季からそれぞれ2年契約を結んでいるため、ダメージは大きい。


五輪予選による2人の離脱に備えて、ソフトバンクはヤクルトから、日本人扱いとなるバレンティンを獲得した。昨季は不振に苦しんだ上林らと、穴を埋められるか。

復帰がいつになるか分からないため、外国人投手5人を使うことになる。先発ローテーション入りが見込まれるのは新助っ人左腕のムーア。メジャー通算54勝で、制球力も球威もある。オープン戦8回2/3を投げて無失点と結果を残した。


バンデンハークも先発ローテに入る見込み。故障から復帰した昨秋はポストシーズンで先発として存在感を発揮した。シーズンを通じてローテを守りたい。


左腕のモイネロは昨季60試合に登板した。今季もセットアッパーとしてフル回転が期待される。ここまでの3人は一軍入りは確実だろう。


サファテは2年ぶりの登板と抑え復帰を目指す。工藤監督は昨秋に訪米してサファテを激励するなど期待を寄せている。森唯斗という守護神がいるため、復活は容易ではない。ただ、枠が5に増えたことはプラス材料だ。


18年の全米ドラフト1巡目右腕のスチュワートは昨季、三軍で先発として43回1/3を投げ、防御率4.36。3月の練習試合と5月の紅白戦でも好投しており、一軍デビューは近い。

文・写真/BBNEWS編集部

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