ゲレーロ・沢村、二軍から昇格の2人の活躍で巨人快勝

巨人 中日

◆中日1-5巨人◆
二軍に降格していた巨人の2人が輝いた。ゲレーロと沢村だ。

まずはゲレーロ。前日に続いて「六番左翼」で先発。中日の先発、柳の143キロ直球を左翼スタンドへ運んだ。先制の2点本塁打となり、「内角の球にうまく腕をたたんでいいスイングがきました。バモス!」と自賛した。

 不振で二軍落ちしていたが、イースタン・リーグで3試合連続本塁打をマークし、17日に出場登録されていた。一軍では2日の中日戦以来のアーチ。頼もしい大砲復活のきっかけとなるか。

そして沢村だ。久々にセーブを挙げた前日に続き、九回のマウンドへ。150キロ台の直球を軸に、走者は出したが、得点は許さなかった。

原監督は「勝ちパターンのピッチャーがどんなのかっていうのが難しいでしょ。まだウチは本当の意味でのクローザーというか、そういうのは流動的に左打者、右打者というようなね。その中で、責任の一端を担ってくれるようなスタートを沢村がしてくれてるというのは、非常にありがたいね」と話す。まだ沢村が抑えと決まった訳ではないが、確実にアピールは出来ている。

大砲と抑え。巨人に足りなかったピースが埋まるか。

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