オリ西村辞任は?「あと110試合」采配冴えず

NPB(プロ野球) スポーツ オリックス コラム・読み物

「これからですね。10試合というところで、あと110試合、しっかりと戦っていくだけ」。西村監督は30日の西武戦後にそう話した。開幕10戦で1勝9敗。近鉄時代の1988年以来、32年ぶりの成績だ。残り110試合あるというが、采配は冴えない。


西村監督はロッテで10年から監督を務め、1年目にリーグ3位から日本シリーズを制した。2年目は最下位、3年目は5位。その後は評論家をしていたが、同郷の親友で当時の福良監督に招かれて16年からオリックスヘッドコーチに。16年は最下位、17、18年は4位に終わり、福良監督は辞任した。

ヘッドコーチも責任を取り辞めるのが筋だが、福良監督はGMに就任。西村コーチは監督に昇格した。19年は最下位に沈んだが、球団から留任を要請され、今季も続投した。


今季の采配は疑問だらけ。例えば30日の「懲罰交代」だ。2点リードされた六回裏無死一塁でサード中川が併殺を焦り二塁へ悪送球。一、三塁と傷口を広げ、次打者の内野ゴロで追加点が入った。七回にロドリゲスの2ランが飛び出しただけに、痛い失策となった。


その七回に先頭・若月の安打と犠打で一死二塁となり、後藤は三振。二死から中川の打順を迎えると、西村監督は代打に今季無安打の山足を起用した。

相手投手は右の平井で、山足も中川も右打ち。山足はプロ通算3年で打率.163、15打点に過ぎない。2年目の中川は今季こそ不調だが通算打率.277、38打点。得点圏打率は.347である。


右の代打なら強打の伏見が残っていた。左は松井雅、小島がベンチにいたが守備要員。ただ、問題はそこではない。打力に秀でた左の勝俣を29日に抹消したのに、その後誰も一軍に登録していなかったのだ。

1日に敗れると勝率は0割台になる。走塁死に繋がる判断ミスを繰り返している風岡コーチの更迭も検討される。だが、ベンチワークの拙さが勝ちきれない最大の要因だけに、早期の監督交代もあり得る。

後任候補は田口コーチだが、イチロー復帰に備えた切り札だけに経歴に傷はつけられない。となると、中嶋二軍監督が有力か。西村監督の親友・福良GMもアタマを悩ませている。


史上最多タイ・3人退場、西武ーオリックスは大荒れに

オリックス・西村監督が初回に懲罰交代

オリ西村監督、6四球に怒りの強制帰宅指令オリックス

文・写真/BBNEWS編集部

◆西村徳文
背番号 77
カナ ニシムラ・ノリフミ
出身校 福島
誕生日 1960年1月9日
年齢 60
血液型 A
身長 177
体重 78
所属履歴 福島(甲)-鹿児島鉄道管理局―ロッテ
キャリア 36年
投打 右両
年俸 6000万円
昨季年俸 6000万円
タイトル (首)90(盗)86~89(ベ)85、90(ゴ)85、90
家族 既婚

関連記事