オリ山本由伸「気持ち込めた」141球及ばず

NPB(プロ野球) スポーツ オリックス ヤクルト

◆オリックス1-2ヤクルト◆(日本シリーズ第6戦)
ヤクルトが4勝2敗として、20年ぶりの6度目の日本一を決めた。延長十二回に代打・川端の適時打で勝ち越した。オリックスの山本は自身最多となる141球を投げて9回6安打1失点、11奪三振。白星はつかなかったが、2戦15回で20三振を奪い、敢闘賞に選ばれた。

この日は気温一桁と冷え込む中、球速は140キロ台がほとんどと本調子ではなかった。打線の援護も1点のみで、さらに内野が2失策を含めてミスを連発し、足を引っ張った。だが、18勝5敗、防御率1.39のエースは中盤からスライダーを多投し、野手の不調をカバーした。

降板後、山本は「先制点を許したが、そこから崩れることなく、気持ちのこもったピッチングができた」と振り返った。

「投げ切れたというか、最後の試合だったからここまでできたというのはあるんですけど、1年間やってきて、最後にこういうパフォーマンスが出せたのは、自分のレベルアップも感じられたし、本当にいい試合になったので。負けましたけど、出し切れたと思います」


7月2日から、CSを含めて16連勝中。五輪ではエースとして2試合に先発し、金メダルを獲得した。沢村賞も受賞し、名実ともに日本のエースとなった。

身長は180センチに満たないが、常時150キロを超えるストレートに加え、カットボールやツーシーム、フォークも速い。カーブはブレーキが効いている。全て同じ腕の振りから繰り出され、勝負球に出来る。新時代の豪腕だ。

「本当に真剣勝負を楽しめたというか。ただ楽しいというだけじゃなく、本当に集中した中で。振り返ってみると、本当に楽しめたなと思います」
「やっとスタートというか、これから強いチームになっていけたらなと思います」

日本一には届かなかったが、まだ23歳。さらなる進化に期待したい。

文・写真/BBNEWS編集部

◆山本由伸
背番号 18
カナ ヤマモト・ヨシノブ
出身校 都城
誕生日 1998年8月17日
年齢 23
血液型 AB
身長 178
体重 80
所属履歴 都城
キャリア 5年
投打 右右
ドラフト年度 16
ドラフト順位 4
公式戦初出場 17年8月20日ロッテ=京セラ
年俸 1億5000万円
昨季年俸 9000万円
タイトル (防)19(振)20
家族 独身

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