“最後のPL出身プロ選手”が初安打&同点打でオリ逆転勝ち

ソフトバンク オリックス

◆ソフトバンク2-3オリックス◆
「最後のPL選手」と呼ばれるドラフト7位・中川が九回の同点適時打を含む2安打を放つなど活躍し、オリックスが逆転勝ちした。

本来は二塁手だが、24日は「七番・三塁」でプロ初のスタメン出場。三回の第一打席では一、二塁間を破るプロ初安打を放つと、1点を追う九回は一死三塁から粘り、10球目を右翼へ同点適時三塁打。11試合で無失点のクローザー・森を捕らえた。続く伏見の安打で勝ち越しのホームを踏んだ。中川は試合後、「何としても1点取って振り出しに戻して、勝利に貢献したいと思って打席に立ちました」と喜んだ。

PL学園高出身で、卒業した翌年の16年の夏に同校野球部が活動を休止。名門出身の最後のプロ野球選手となる可能性がある。開幕一軍入りは逃したが、ウエスタン・リーグで22試合に出場し打率.293、2本塁打17打点と活躍し、一軍へ昇格していた。

関連記事