◆西武3-4オリックス◆
オリックスが主砲・吉田正の逆転2ランによる1点のリードを守り切り、3勝目(10敗)を挙げた。投の立役者はヒギンスとディクソンだ。
7回を5安打3失点でまとめた田嶋と交代し、八回にヒギンスがマウンドへ。一死からブルペンに飛び込むレフトへのエンタイトル二塁打を打たれたが、150キロ台のストレートと120キロ台のチェンジアップとカーブの緩急を駆使して外崎、山川を打ち取った。
九回は元抑えのディクソン。一死から安打と空振り三振と盗塁、悪送球で二死三塁の同点機を背負ったが、フルカウントから木村を二ゴロに打ち取り、登板6戦目、チーム14試合目で自身とチームの今季初セーブを挙げた。
昨季の途中から抑えとして安定感を発揮していたが、今季は苦しんだ。6月23日ロッテ戦で1点差を守れず九回にサヨナラ押し出し死球で逆転負け。ベンチから外れたこともあった。
4試合で無失点のヒギンスと、復調のきっかけを掴みたいディクソン。海田、増井らがピリッとしないが、2人による勝利の方程式を完成させる。
文・写真/BBNEWS編集部
◆ヒギンス
背番号 52
フルネーム タイラー・ヒギンス
出身校 ランシング・コミュニティ大
誕生日 1991年4月22日
年齢 28
血液型 AB
身長 190
体重 97
所属履歴 マウントプレザント高―ランシング・コミュニティ大―マーリンズ2A―米独立リーグ―マリナーズ3A―パドレス3A
キャリア 1年
投打 右右
年俸 7000万円
家族 独身