オリックス山本が4点援護でプロ初完封「チームの状況が良かったので」

西武 オリックス

◆西武0-4オリックス◆
オリックスの山本由伸がプロ入り初完封で、今季4勝目を挙げた。

西武・今井とオリックス・山本。プロ3年目の右腕対決は、山本に軍配が上がった。初回から150キロを超える直球とスライダー、カーブ、スプリットを投げ分け、西武打線に付け入る隙を与えなかった。

ピンチもあった。三回は2安打と四球で無死満塁となったが、「絶対抑えてやるぞという気持ちだった」と山本。源田を三振、外崎の右翼へのファールフライは小田が捕球して本塁へ好返球。クロスプレーとなり、一度はセーフと判定されたが、西村監督がリクエストし、アウトとなった。

オリックス打線は初回に1点を先制すると、山本の好調ならばもう一点があれば勝てると判断したのか、西村監督の手堅い采配が目立った。二回に一死から犠打。八回には一死一、三塁でスクイズ失敗。いずれも得点には結びつかなかったが、山本に勝負を託したという指揮官のメッセージは明確だった。

九回を迎えても、オリックスのブルペンでは誰も準備をしていなかった。後藤の3点本塁打が飛び出し、今季12試合目で援護点は最多の4に。山本は結局、124球で5安打11三振だった。

山本はお立ち台で、「前回打たれていたので、気を引き締めて投げられました。チームの状況が良かったので乗っていけるように気を引き締めて臨んだ。明日も明後日も勝ってどんどん順位を上げていきたい」と初完封を喜んだ。「完全試合もあり得ると思った」と解説の松沼雅之氏が語ったほどの二十歳は、底知れぬ可能性を感じさせる。

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