オリックス山本、ついにソフトバンク打線に失点で黒星

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◆オリックス2-6ソフトバンク◆
リーグ防御率一位で、今季のソフトバンク戦で24回無失点のオリックス・山本由伸が先発したが、四回にまさかの4失点。頼みの右腕で誤算とも言える黒星を喫し、3連戦の残り1試合に敗れると、自力優勝が消滅する状況となった。

山本は150キロ台後半の直球を軸に、三回まで無失点。ソフトバンク戦の連続イニング無失点を27まで伸ばした。これまで12試合で16点しか援護してくれなかった打線も三回に四球とエンドランで一死一、三塁とすると、吉田正尚の内野ゴロで1点を先制。西村監督らしい足技を絡めた攻撃から逃げ切る、オリックスの勝ちパターンかと思われた。

だが、直後の四回に5連打を含む6安打で4点を失った。五回以降は立ち直り、無失点。7回105球を投げて9安打だった。山本は「調子自体は悪くなかったですし、立ち上がりはすごくいい形で入ることができたと思います。五回以降もしっかりと切り替えて冷静に投げられたところはよかったと思いますが、四回の場面は何とか最少失点で粘りたかったですし、抑えたかったです」とコメントしたが、悔やまれる四回だった。

甲斐の適時打などは打ち取った打球が高く跳ねただけで、不運な当たりが続いたようにも見えた。ただ、5連打の間、オリックスは高山コーチがマウンドへ行ったり、野手が間をとって山本を落ち着かせることもなかった。テンポの良い山本を信頼していたのかも知れないが、リズムを変えるアクションがあっても良かったのではないか。

西村監督は「山本由伸は三回までは良かったけど四回ですね。少し一本調子でしたね、ただその後は粘ってくれたので、あれくらいやってくれれば充分なので打線ですね。1点とれるところでとっておかないと。また明日頑張ります」と話したが、一本調子を変えるのはベンチからでも出来たはず。少ない援護点で見殺しにすることの多かった山本が不憫にも思えた一戦だった。

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