◆オリックス6-4阪神◆
オリックス・成瀬が勝ち星こそ逃したものの、6回3安打2失点の好投でチームの連勝に貢献した。
この日は、変化球主体のピッチングで低めへの制球が抜群だった。2回に原口、梅野の連打などで2点は失ったが、それ以外は2塁を踏ませない危なげない投球。阪神の先発・西に一歩も譲らずに6回を79球で投げ切った。
降板後「今日は先発として最低限の仕事はできたと思います。ただ、全体的に低めに丁寧に集めることができていただけに、チームが先制点を取った直後に失点を許してしまったところは反省しなければいけませんし、悔しいです」とコメントした成瀬だが、西村監督は「あそこまでよく投げてくれた。十分じゃないですかね」と高評価。次回登板ではなんとか約3年ぶりの白星を挙げたい。