オリ「聞いたことない」辞任要請【事件簿2020⑧】

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オリックスとヤクルトは2年続けて最下位に終わった。オリックスは開幕から僅か2ヶ月で西村監督が更迭され、中嶋二軍監督が監督代行として緊急登板した。しかも、解任でなく「辞任を要請した」と発表された。

西村氏は秋、デーブ大久保氏のYouTubeチャンネルで監督交代について初めて語った。球界に40年近くいるが、「辞任要請」など聞いたことがないという。

重盗失敗などを重ねた西村体制のオリックスは53試合で16勝33敗4分け。5位・西武と7ゲーム差に低迷。8月20日の試合後、西村監督が辞任すると発表した。後任の中嶋2軍監督が21日からリリーフした。

西村氏は同郷の福良GMでなく社長から事実上の解任を告げられたこともあり、不信感を露わにした。西村氏は「普通だったら休養、解任」「球界に長くいるが、辞任要請というのは聞いたことがない」と話した。

しかも、球団発表が先になされ、記事が出て「退任」を知った様子。どちらが先かを聞いたデーブ大久保氏に対し、「そこはまあ」「シーズンが終わったら話す」などとはぐらかした。

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報道への不満も吐露した。コロナウイルス感染拡大により「自粛」していたそうだが、ナインに外出禁止を求めながら、自身は鉄板焼きを食べに行き、舞洲での練習には顔を出さなかったなどと書かれた。


ただ、西村体制では16勝33敗の借金17。中嶋監督代行になってからは29勝35敗3分け。成績は好転した。吉田正尚は首位打者に。山本由伸は最多奪三振を獲得した。

中嶋監督代行は紅林、大下らを登用。福良GMは「育成という部分ではよくやってくれた」と評価した。来季からは正式な監督になる。秋季練習では「立て直しに特効薬はない。基礎中の基礎からやっていきたい」と語った。21年は0勝0敗からのスタートだ。

文・写真/BBNEWS編集部

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