オコエ、平沢、高橋純平…「森下世代」プロたちの現在地

ソフトバンク 中日 広島 日ハム 楽天 ロッテ コラム ドラフト会議

17日にドラフト会議が開かれる。指名される大学生と同学年にあたる高卒4年目の選手にはソフトバンク・高橋純平、楽天・オコエ瑠偉らがいる。広島が1位指名する明大の森下暢仁投手は大分商高時代、プロ志望届を出せば指名は確実と言われたが、進学した。一足早くプロ入りした選手達はどんな成績を残してきたのか。

◯主な投手
◆ソフトバンク
高橋純平(県岐阜商、ドラフト1位)
2019年 45試合3勝2敗17ホールド 防御率2.65
通算 46試合3勝2敗17ホールド、防御率3.17

◆阪神
望月惇志(横浜創学館、ドラフト4位)
2019年 8試合1勝1敗 防御率4.02
通算 46試合1勝1敗、防御率4.13

◆中日
小笠原慎之介(東海大相模、ドラフト1位)
2019年 7試合3勝1敗 防御率2.56
通算 61試合15勝21敗、防御率4.03

◆ヤクルト
高橋奎二(平安、ドラフト3位)
2019年 20試合4勝6敗 防御率5.76
通算 23試合5勝7敗、防御率5.38

◯主な野手
◆楽天
オコエ瑠偉(関東一、ドラフト1位)
2019年 52試合 打率.182 3本塁打 15打点 5盗塁
通算 188試合 打率.219 9本塁打 38打点 16盗塁

堀内謙伍(静岡、ドラフト4位)
2019年 65試合 打率.156 0本塁打 13打点 0盗塁
通算 77試合 打率.159 0本塁打 15打点 1盗塁

村林一輝(大塚、ドラフト7位)
2019年 49試合 打率.083 0本塁打 0打点 0盗塁
通算 78試合 打率.114 0本塁打 2打点 0盗塁

◆ロッテ
平沢大河(仙台育英、ドラフト1位)
2019年 51試合 打率.198 1本塁打 8打点 0盗塁
通算 236試合 打率.197 7本塁打 46打点 9盗塁

◆日本ハム
平沼翔太(敦賀気比、ドラフト4位)
2019年 73試合 打率.236 1本塁打 16打点 2盗塁
通算 84試合 打率.231 1本塁打 16打点 2盗塁

◆ヤクルト
広岡大志(智弁学園、ドラフト2位)
2019年 91試合 打率.203 10本塁打 25打点 1盗塁
通算 149試合 打率.213 13本塁打 39打点 1盗塁

森下と同じ投手では、3球団が競合したソフトバンク・高橋純平が世代ナンバーワンの評価だったが、今季は勝ちパターンのリリーフに定着した。

高橋の外れ1位で2球団が競合した中日・小笠原は15年夏の甲子園優勝投手。小笠原もヤクルト・高橋も先発ローテーションに定着している。

阪神・望月はクライマックスシリーズ最終ステージで、巨人相手に先発した。

野手では2球団競合のロッテ・平沢と平沢の外れ1位、楽天・オコエという甲子園のスターがいる。出場機会はこの世代では多い方だが、共に定位置獲得はならず、一二軍を行き来している。オコエはクライマックスシリーズで本塁打を放つなど、この4年でスピードに加え、パワーを身につけた。

15年のセンバツ優勝投手、日本ハム・平沼とヤクルト・広岡は今季、出場機会を増やした。もう少しでレギュラーをつかめそうだ。

高卒でプロ入りするより、即戦力として評価され、大学や社会人を経由してプロ入りする選手も多い。一方で、プロで得た経験は、アマチュアのそれとは違うだろう。5年目を迎えるオコエや高橋が「先輩」の経験を発揮するか。それとも「急がば回れ」とばかりに、大卒ルーキーが即戦力のプレーを見せるか。この世代の活躍に注目したい。