まだ最下位なのに…オリックス西村監督「最高の勝利」

オリックス ロッテ

◆オリックス2-1ロッテ◆
「すごく最高の勝利ですね!」首位と11ゲーム、3位とも4.5ゲーム差の最下位だが…。ロッテに競り勝ったオリックス・西村監督が、まるで優勝をかけた試合に勝利したかのように喜んだ。

試合後のインタビューで西村監督はまず、「特にこの京セラ、ホームに帰って来ての勝利ですから。すごく最高の勝利ですね」と述べ、先発アルバースについて続けた。

「一番状態の良い時のピッチングでしたよね、ナイスピッチングです今日は。球のキレ、コントロール、文句ないんじゃないですか。先に2点取ってくれましたんで、今日のアルバースの調子だと、何回までいけるかというところだったので。まあ最初から球数等を考えながら七回というところまでです」

故障から復帰したアルバースは7回無失点と好投して2勝目を挙げ、ローテーション復帰を期待出来そうな出来だったから称えるのは理解できるが、賛辞は1回1失点の増井、一死一、二塁と逆転のランナーをまで背負ったディクソンに対しても続いた。

「増井も1点取られたんですけど、よくその後は抑えてくれたと思う。ディクソンも走者は出したんですけども、最後はきっちり抑えてくれると。はい。もうすごく頑張ってくれました」

西村監督はファンに感謝を述べて、インタビューを締めた。「明日、明後日と連勝していかなければいけない状況なんですけども、ホームに帰ってきてファンの人たちに応援してくれたという中での勝利というのはチームにとってもすごく大きいと思います。ありがとうございました。頑張ります。よろしくお願いします」

打線も安達のタイムリーと、併殺の間の2点どまりだったし、逃げ切った以外に収穫は少ない。繰り返しになるが、まだ最下位だ。

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