キャンプ開幕を2週間後に控え、12球団の新戦力が出揃った。チーム毎に主な目玉を紹介する。
昨季2位からの逆転優勝を目指すDeNAは主砲兼チームリーダーの筒香嘉智がメジャーに移籍した。ラミレス監督はチーム内競争を強化することでその穴を埋める方針で、計6人の助っ人もソト以外は白紙を強調している。新助っ人やルーキーたちがこの好機を掴めるようなら、戦力は底上げされる。
◆ピープルズ(インディアンス3A)
身長196センチの大型右腕。メジャー経験はないが、昨季は3Aで25試合に登板、10勝6敗、防御率3・98の成績を残した。144回2/3で29四球と制球もなかなか。先発候補の一角と期待されている。
◆坂本裕哉(立命館大)
東克樹の2年後輩で、フォームもそっくりと評される左腕。4年春には関西学生リーグで5勝1敗、防御率0.84を記録して投手三冠になるなど、実力も負けていない。
◆伊勢大夢(明治大)
最速151キロの直球とスライダー、シンカーを持つ。サイド気味の変則フォームは、リリーフで威力を発揮しそうだ。新人合同自主トレ直前に交通事故を起こし、入団早々に謝罪会見を開くことになったが、自主トレには参加、別メニューで調整している。
◆オースティン(ブリュワーズ)
メジャーでは打率の低さ(.219)のためか、過去2年間で4球団を渡り歩いたが、通算209試合、583打席で33本塁打とパワーは十分。本職は一塁だが、外野の経験もある。
文/BBNEWS編集部 写真/BBNEWS、MLB公式サイトより