後がない巨人はエース菅野、ソフトバンクは和田が先発する。
菅野は9月15日の阪神戦以来の登板となる。この試合は4回6安打4失点。その後、腰の違和感を訴えて二軍で調整を続けてきた。
腰の状態がどの程度、回復しているかは未知数だ。宮崎でのフェニックスリーグで登板したが、ストレートは150キロに届かなかったという。クライマックスシリーズ最終ステージでも先発を回避しており、本調子ではないだろう。
対する和田は、10月9日のクライマックスシリーズ最終ステージ西武戦以来の登板。この試合は4回3失点だった。工藤監督はポストシーズンでは早い回に継投することがほとんどで、23日も継投策が予想される。
菅野と和田の投げ合いは、6月23日の交流戦最終戦以来4カ月ぶりだ。交流戦の優勝をかけた大一番で、和田が5回1失点で勝ち投手になり、ソフトバンクは優勝した。菅野は2回途中4失点で負け投手となった。
巨人は4連敗する訳にはいかない。エースで勝って逆襲のきっかけを作りたい。ソフトバンクは一気に優勝を決めたい。果たして。