【前半戦事件簿】⑩検証すべきはソコじゃないでしょ!広島・緒方監督退場事件

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初回に退場させられた広島・緒方監督の怒りはもっともだったろう。5月4日の巨人戦のことだ。

一死から菊池のショートへのライナーを坂本がはじいたがすぐに一塁へ送球。一塁の中島がジャンプして捕球するも、ベースから足が離れたため菊池はセーフとなった。

菊池は中島が走路にいたため、衝突を避けようとしてフェアラインの内側へ転倒。すぐに一塁へ戻ったが、中島がタッチして、一塁塁審の橘高審判員はアウトを宣告した。

この判定に対し、緒方監督はベンチを飛び出し「菊池が二塁をうかがう動きはなかった」と審判団に怒りの猛抗議。

緒方監督がリクエストし、リプレー検証したが判定通りアウトに。坂本のエラーと菊池のオーバーランによる走塁死が記録された。

緒方監督は再びベンチを出て審判団に詰め寄るが、リクエストの判定については抗議できないとの取り決めがあるため、緒方監督に退場が宣告された。

緒方監督は菊池が二塁へ向かう意思はなかったとして抗議したが、二塁へ向かう意思があったか否かはリクエストの対象とはならず、リプレー検証の対象外。何のためのリクエストかという話である。高コーチが代わりに指揮をとり、試合には勝った。

一方、6月22日の中日-日本ハム戦では、リプレー検証の結果に対して異議を唱えたものは退場とするというルールがあるにもかかわらず、与田監督がリクエスト結果に抗議を行いながら退場処分とならなかった。この矛盾、緒方監督の心境やいかに…。

広島は他にも、20年ぶりに11連敗したり、1イニングで12点を取られたり等々…散々な前半戦だった。

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