【プレミア12】韓国「東京五輪アジア枠」に危機感、台湾に勢い

ニュース 侍ジャパン

韓国・台湾・オーストラリアのうち、プレミア12で最上位のチームに与えられる東京五輪の「アジア・オセアニア枠」の出場権の行方が混とんとしてきた。

当初は一次ラウンドC組を全勝で通過し、「1勝」のアドバンテージを持ってスーパーラウンドに臨んだ韓国が圧倒的に有利と見られたが、12日の台湾との直接対決で敗れたことで、一気に行方が分からなくなった。

当初は優勝ムード一色で東京五輪出場権はオマケ程度に位置付けていた韓国の各メディアも「五輪チケットの行方が複雑に」「五輪出場権は霧の中」など、危機感を募らせている。一方で、台湾メディアは「逆転劇が始まった」など、景気のいい見出しが躍る。

韓国は15日にメキシコ、16日に日本と対戦する。一方、台湾は15日に米国、16日にオーストラリアと対戦する。オーストラリアが残すのは16日の台湾戦のみだ。

◆五輪出場権を争うアジア・オセアニア3チームの成績と今後の日程

13日時点の成績 15日 16日 スーパーR成績
韓国 2勝1敗 メキシコ戦 日本戦 2~4勝
台湾 1勝2敗 アメリカ戦 オーストラリア戦 1~3勝
オーストラリア 1勝3敗 台湾戦 1~2勝

韓国が対戦するのはいずれも優勝候補と目されるチーム。韓国もその一角であり、2勝0敗もあり得るかわりに、連敗の可能性もある組み合わせだ。これに対して台湾の相手はいずれも韓国に敗れた2チーム。韓国に大勝した勢いをもってすれば連勝も十分だ。オーストラリアも2勝3敗で、韓国、台湾と並ぶ可能性がある。2か国の対戦成績が3勝2敗、または2勝3敗で並んだ場合、モノを言うのは直接対決の対戦成績だ。

韓国と台湾が並べば台湾が、韓国とオーストラリアが並んだ場合は韓国が上位となる。

一方、オーストラリアが台湾に勝利し、台湾が米国に勝ち、韓国が2連敗した場合は3チームが2勝3敗で並ぶ。この場合は、TQB(Total Quality Balance)で「勝者」が決まる。TQBとは、大会期間の1イニング当たりの得点からイニング当たりの失点を引いた指数で、得失点差を補正した数値だ。現時点の得失点差は韓国が「+2」、台湾が「-2」、オーストラリアが「-8」と韓国が有利ではあるが、2試合で大きく動く数字なので参考程度だろう。

東京五輪にやってくるのは果たして韓国か、台湾か。まずは15日の2試合に注目だ。