「興奮しました」西武・ニールが4連勝

西武 オリックス

◆西武10-3オリックス◆
西武にとって、投打に収穫のある試合だった。

投の収穫は先発のニールだ。6回3失点で、6月20日から自身4連勝となる5勝目を挙げた。2本の本塁打を浴びたが、それ以外は安定しており、試合を作った。

ニールは「ありがとうございます。ホームでは長い間投げていなかったので興奮しました。良いピッチングが出来たと思う。シンカーが特に良かった。登板間隔が空いて調子をつかむのに苦労したが、途中からは良い投球ができたと思う。これからも勝てるように頑張る」とお立ち台で話した。

三振を取れるスタイルではないが、ストライクゾーンに集めて打たせて取る。辻監督は試合後、「本当に粘り強かったですね。ここ数試合、試合を作ってくれている」と持ち味を評価した。

高橋が7勝で、ニールの5勝は今井と並んでチーム二番目。昨季最多勝の多和田が前日に一軍に復帰し、先発陣の厚みが増しつつある中、ニールも欠かせぬ柱となりつつある。

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