「本当にホッとした」ヤクルトが21日ぶり勝利

DeNA ヤクルト

◆DeNA2-5ヤクルト◆
ヤクルトが先発・原の好投でDeNAを下し、連敗を16で止めた。21日ぶりの勝利で、連敗のセ・リーグ記録という不名誉な記録更新を免れた。

ヤクルトは初回、青木・山田の連打と名手・ロペスの2年ぶりの失策で一死満塁のチャンスを作り、村上は三振に倒れたものの大引が右中間に走者一掃の先制二塁打を放った。これで前回完封された濱口を引きずり下ろすと、二回に塩見の適時三塁打、三回にバレンティンのソロ本塁打で1点ずつを加点した。

一方、先発の原樹里は5月28日の広島戦で先発し3回1/3で82球を投げ7失点で敗戦投手となってから中4日での登板。しかし、力のある直球を軸に七回途中までDeNA打線をロペスのソロ本塁打による1点に抑えた。79球を投げたところで爪のトラブルで降板したが、その後はハフ、石山、梅野の救援陣でしのいだ。

小川監督は「嫌な雰囲気になりそうだったところを大引が本当にここというところで打ってくれた」「中4日の強行で行ってもらって、本当にいいピッチングをして結果が出た」と投打のヒーローを称えたうえで、連敗ストップについては「今日勝てたのは本当にホッとしたというのが正直な気持ち」と安どの表情を浮かべた。

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