西武の川越誠司が23日、台湾で開幕した2019アジアウインターベースボールリーグの「NPBレッド」対日本社会人選抜の試合で2打席連続本塁打を放った。
「六番・中堅」で先発出場した川越は3点を追う七回にソロ本塁打、1点差に詰め寄った九回には同点ソロを放ち、5-5の引き分けに持ち込んだ。
初戦で2本塁打を放ち、「WL本塁打王」の期待がかかる川越は試合後、「吉田正尚の6本が最多記録と聞いている。彼はドラフト同期なので、絶対に超えたい」と“吉田超え”を宣言した。
川越は、2015年ドラフト2位で投手として西武に入団。2018年秋に打者に転向。「打者1年目」の今季はイースタンで打率.214、8本塁打34打点の成績を残しており、今後の飛躍が期待されている。