「ロッテ種市抹消に疑問」元エースのコーチ、鳥谷ら井口派拡大

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◆ロッテ-楽天◆
ロッテ種市が2日、出場選手登録を抹消された。昨季8勝、今季3勝はともにチーム最多タイ。勝ち頭の二軍落ちを、元エースで前ロッテ投手コーチの清水直行・琉球ブルーオーシャンズ監督が疑問視している。

ツイッターに投稿した。
「野球、千葉ロッテ
種市が登録抹消?
今まで投げてきて昨日だけ打たれただけやん…
怪我なら仕方がないけど、そうじゃないならよくわからんな。
で、翔(成田)が合流か。
翔ちゃん、毎回がラストチャンスやと思って頑張れー!」



清水氏はロッテの元エースで、05年の日本シリーズ優勝メンバー。井口監督とは09年は一緒にプレーしたが、フロントがコスト削減を目指す中で、オフに横浜に放出された。18年にロッテ一軍投手コーチ、19年に二軍投手コーチを務めた。昨オフ、退団している。


種市は1日楽天戦で六回途中12安打8失点とまさかの乱調、約1か月ぶりに黒星を喫した。だが、それまでは先発した5試合ですべてクオリティスタートと安定感を見せ、前回7月25日の西武戦では136球でプロ初完封を飾っていた。防御率は3.47である。

11日西武戦で130球、18日日本ハム戦で116球、25日西武戦で136球と球数が多くなったのは事実。吉井コーチによると、完投したのも野球人生で初めてだった。疲労を考慮して二軍で再調整させるという判断かも知れない。


西武戦では八回を終えて105球。完封を目指して続投させた。吉井コーチはブログに書いていた。「あのイニングだけで31球投げてしまい、結局、136球かかってしまいました。(120球でおさまると思っていた)。長いシーズンを考えると、余計な球数は投げて欲しくないのですが、今回は初完封がかかっていたので投げてもらいました。次の登板に悪い影響が出ないよう、しっかりリカバリーしてもらいます」

リカバリーに失敗したようだ。「これからの活躍が、本当に楽しみです」と結んでいたが、吉井コーチの楽しみは一旦お休みとなる。


井口監督は「あれだけ球が高く浮けばホームランを打たれる」とバッサリ。初回に内田に満塁弾を浴びたのが気に入らないようだ。種市を「千賀に匹敵する能力がある」「将来のエース」と絶賛していたはずだが…。

一方で、自らが設立したマネジメント事務所「PAMS」に所属するメンバーは安泰だ。


例えば、楽天からFA移籍した美馬。肘を手術した経験があるとは言え、6度先発し、6回以上、100球以上を投げたのは2試合だけ。21日は六回途中8失点、28日は五回途中6失点と大炎上した。特に28日は、三回を終えて6-1とリードしながら、逆転されるきっかけを作った。防御率は5.71。3年総額4億円に見合う数字なのか。未だに一軍。カード頭の火曜日を任されている。


そしてPAMSの設立メンバーでもある鳥谷。打率1割台ながら、井口監督は2日、ショートでスタメン起用した。藤岡は打率.214だが、昨季は.264。鳥谷を併用するつもりだろうか。


他に右の代打が居ないこともあるが、PAMSに所属する元自主トレ仲間の清田も重用されている。17年は79試合で263打席だったが、井口監督の就任以後、試合数も打席数も右肩上がり。昨季は117試合で377打席に立った。

首脳陣も身内ばかり。一軍の元選手8人のうち、ロッテの生え抜きは大塚、伊志嶺コーチの2人だけ。吉井コーチを除く5人は母校・青学大とダイエー時代のチームメイトだ。

吉井コーチは週末に種市についてアナウンスするだろう。故障でなければ良いのだが…。

文・写真/BBNEWS編集部

◆種市篤暉
背番号 16
カナ タネイチ・アツキ
出身校 八戸工大一
誕生日 1998年9月7日
年齢 21
血液型 AB
身長 183
体重 88
所属履歴 八戸工大一
キャリア 4年
投打 右右
ドラフト年度 16
ドラフト順位 6
公式戦初出場 18年8月12日オリックス=京セラ
年俸 3000万円
昨季年俸 680万円
家族 独身

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