「カバーしたろかな」近本、同期木浪のミス帳消し弾

阪神 DeNA

◆DeNA3-5阪神◆
阪神・近本が最終回の逆転ホームランを含む3安打2四球の活躍で初のお立ち台に上った。

本塁打は1点を追う九回二死一、三塁からDeNAの守護神・山崎から放った。「引っ張ったろうという気持ちでいったのが逆方向にギリギリだったので、入ってよかったです」と本塁打を振り返った。この回には木浪が無死一、二塁から送りバントを決められず、3バント失敗に倒れていたことを振られると「カバーしたろかなと思った」と、ドラフト同期への気遣いも見せた。

この日の活躍で打率は.313、本塁打は4、打点は13といずれもチーム2位に浮上した。新人ながら、阪神の核弾頭として欠かせない存在になりつつある。

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