2021年10月9日、巨人は広島に1-7で敗れ、5連敗を喫しました。この結果、首位ヤクルトとのゲーム差は**「9」、2位阪神とは「7」**に拡大。自力優勝の可能性は消滅し、チームの士気が下がっているのが見受けられます。
岡本和真の走塁ミスが痛手
六回、4点ビハインドの場面で岡本は四球で出塁。しかし、続く丸佳浩の左翼方向のライナーが西川龍馬に捕球されると、二塁を回っていた岡本は一塁へ戻る動きを見せました。タイミングはセーフでしたが、広島側がアピールプレーを行いアウトとなりました。
原監督のコメント
試合後、原辰徳監督はこのプレーについて以下のようにコメントしました。
「年に1回あるかないかのプレー。色んなものが出てしまうというね」
元木大介ヘッドコーチも「あれはミスだよね」と厳しく指摘。
守備も乱れ、広岡大志が精彩を欠く
この日は、二塁手として起用された広岡大志も守備で精彩を欠きました。
- 初回、1点を先制され、さらに二死二塁の場面で坂倉将吾の二塁寄りのゴロに飛びつくも、バウンドが合わず、ボールはグラブの下を抜ける。
- その結果、適時二塁打となり、広島に追加点を許した。
原監督のコメント
「あの手この手という形ですけども、なかなか噛み合わないというのが現状ですね」
攻撃も低調、丸のソロで完封負けを逃れるのが精一杯
巨人は九回、丸佳浩のソロ本塁打で完封負けは回避しましたが、打線のつながりを欠いた展開が続いています。
試合後、原監督はチームの状態について**「何と言っていいのか分からないね」**と厳しい表情を見せました。
CSに向けて再起はあるか?
クライマックスシリーズ(CS)を控える巨人ですが、現在の状態ではチーム全体に闘志が見えないのが問題です。
- 打線の不振
- 守備のミス
- 走塁の怠慢
これらの課題を克服し、3位からの下克上を実現できるのか、今後の戦いに注目が集まります。